最大吉方と人体
東洋には❝天人合一思想❞というのがありますが、
これは人体の形と機能とが、天地自然と相応しているとみる思想です。
現存する中国最古の医学書である《黄帝内径 霊枢》には
天に日月有り、人に両目有り。
地に九州有り、人に九竅有り。
天に風雨有り、人に喜怒哀楽有り。
天に雷電有り、人に音声有り。
天に四時有り、人に四肢有り。
天に五音有り、人に五蔵有り。
天に六律有り、人に六腑有り。 とあります。
なんかピンとこないものもありますが…
日月が両目と相応する?とかっって???うむ@@@
ただ、「地に九州あり、人に九竅有り」というのに注目すれば、オモシロいなと思いました。
「州」は、しま。なかす。で川の流れの中に囲まれた土地。という意味があります。
「竅」は、あな。で人体には両目・両鼻・両耳・口・尿道(生殖器)・肛門の穴があります。
いずれも水(体内の水分)が流れます。
「州」は土地なので出っ張っています凸が、「竅」はくぼんでます凹。
話はかえって、タイトルにした最大吉方というのは、九星気学で出てきますが、これは言葉のとおり吉の方向に行くと良い事がある。とか物事が上手くいくというものです。
解釈としては、【自分に不足しているものを取りにいく】というものらしいです。
つまり、九州と九竅でいうところの、凹は不足で凸は過剰ですので、
身体の九竅に不調がある方は、吉方位に行くことで改善される、または良い治療家に出会えるとか、良い情報が得られるという事です。
今はネットでも手軽にご自分の最大吉方を調べられるので、お出かけの際は吉方に出かけるのも良いですね。
試してみてください(*^^*)
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