気をきたえる

ヒトには視・聴・嗅・味・触の五つの感覚があります。

これは、見ている風景や人物(敵が襲ってこないか?獲物はいないか?)、料理の味香り(自分にとって栄養となるか毒となるか)、音を聴く(ココチよい~や不審な足音)など、

外からの刺激に対して発動するものがほとんどです。

生物はなんでも、自分の身を守り、成長させ、幸せに暮らしたい(幸せっていうのは植物にあるのだろうか?(笑)という本能が備わっていますので、

五感がとても大切です。


一方、第六感というのも聞いたことがあるかと思います。

ネットで調べると、

「勘・インスピレーションなど、理屈で説明はつかないが、

鋭く物事の本質をつかむ心の働き」とあります。


そもそもこの「感覚」は目に見えないものとして

東洋医学では「気」と呼ばれます。

五感の感覚は目にみえない自覚的なもので、他人にはわかりませんが、

五感となる「もの」を共有することはできます。


第六感は「もの」を共有することもできない、

正に「気」の中の「気」

「男」の中の「男」みたいな感じです(笑)←すいません分かりにくい表現で…

つまりは、五感の感覚とは別の、まさに勘!

例えば、匂いや風景、音や風、人間関係など様様なことを関係なく、

ここに行きたい!と思ったり、これがしたい!と思ったり、

更にいうと、これがしたい!と思うきっかけとなる出会い(人)や事柄などをも、自分に引き寄せている「気」=「勘」みたいなことだと思います。

無意識領域といってよいと思います。


気の研究者、九星気学をされている方から伺ったことがあるのですが、

なんでも上手くいく方は、無意識に吉方位をとっているし、時期もタイミングも見誤らない…そうです。

まさに自分にとって良い「気の中の気」を発動させているのですが、

これって訓練できるのか?

前振りが長かったですが、(笑)

これで、五感に注目しました。

何を見て、何を聴き、何を匂って、何を触って、何を食べる。

の五感は自分の意志で選ぶことが出来ます。

ヒトは動物で、自然の一部。と考える東洋の考え方に倣えば、

四季折々のものにふれて、日々の五感を発動させることが、

六感をも呼び起こすきっかけになるのではないか、と思います。


私自身、毎日屋内にいる時間も多く、動画やなんやでパソコンの前に居ることも多く、

五感を鈍らせまくっている…( ;∀;)

行動しようと思います。(笑)
































































はり・きゅう慶心堂

東洋医学 女性のための治療室

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