鍼灸院の使い方

みなさま、こんにちは!

今日は寒いですね。。トホホ。


さて、みなさまは、鍼やお灸をうけたことがありますでしょうか?

鍼やお灸ってなんで効くのかな?って思ったことありませんか?


大抵、腰痛や肩こり、膝痛などで利用されますが、正にその痛いところに鍼を刺す場合、局所治療といいますが、その痛みは何故とれるのか?

痛みが起こっているところは、筋肉が緊張したり、膝であればわかりやすく、水が溜まったりすることもありますが、これは組織が炎症を起こしたり、水分が停滞するのが原因です。


実はこの炎症=熱と水分の停滞は、腰痛や肩こりだけでなく、内科的な頭痛や胃痛なども起こしますし、そのほか色んな病の原因にもなります。


そこで鍼が力を発揮するのが、水分の停滞を流す。ことです。

鍼を刺すと、そこの組織が活性化し、動きます。

動きが出るということは、組織が不要に抱えていた水分が流れ出します。

よく鍼をしていて、お腹あたりがゴロゴロと動き出す反応はよくあります。


お灸は温めるのですが、炎症が収まると、組織が固くなります。それを温めてほぐすのに適しています。組織が固ければ、水分も流れません。

と、鍼やお灸にはこのような効果があります。


ただ、この原因となる熱と水分ですが、停滞が過剰になれば病=痛みになりますが、元気があれば自分の身体が毎日代謝しているものです。


今は、痛みが出てから鍼灸院に来られる方がほとんどですが、上記のとおり、鍼灸は熱や水分の過剰を流すのに適しているので、痛みが出てから治療するではなく、予防として鍼灸を利用するのも、毎日の健康を保つのに役立ちます。

また、実際痛みが出てしまうというのは、熱や水の停滞がキツイことを意味しますので、治るのに時間がかかったりもあります。


東洋医学に「未病治」という言葉がありますが、病になる前に養生して健康を維持しよう!ということで、これは鍼灸の得意とするところです。

養生には、食生活や運動もありますが、よかったらその中に鍼やお灸も取り入れてみてください(^^)/






























はり・きゅう慶心堂

東洋医学 女性のための治療室

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