太息(ため息)
東洋医学で太息とは「ため息」の事をいいます。
私は最近ため息が多い…それも大きなやつ…
太息を辞書で調べたら、「思憂すれば則ち心がちぢこまり、心がちぢこまれば気道が伸びやかでなくなり、ため息することで気を伸ばして出している」というものでした。
七情では、思(思う・思いすぎ)は脾で憂(うれう・心配・不安)は肺に当たるのですが、思い過ぎたり、悩み過ぎたりすることで気が鬱になり、ため息になるようです。
心がちぢこまる。というのは、私の表現ですが、肺と心は同じ胸の領域にありますので、肺での呼吸が伸びやかでない場合、心に影響が及んでしまう。
心は東洋医学では「神」と言いますが、精神を支配するところですので、思い悩みが続くと、精神が病んでしまうよ。ということです。
こうならないようにするために、身体は肺を通じて、ため息というかたちで鬱を解消している、身体の防御反応なのです。
皆さまもご経験があると思いますが、ため息を大きくするとなんかスッキリしますよね。
でもこれは、幾分かアースするだけで、問題解決にはなっていないです。
以前呼吸についての回でも説明しましたが、本来人間は呼気をすることで、自然と吸気になるということでした。出すが先なのですが、これが出せてないのです。
思い悩みの原因解決が「出す」事だとしたら、思いを相手に伝える。とか些細なことでも行動に移す。とか、もっと言うと、日ごろ使わない金額のお金を使う。とか断捨離する。とか、髪を切る。とか。何か自分のか抱えているものを出す!
断捨離も、物でだけでなく、人間関係とかもふくみます。
ことに注目すれば良いかと思います。
こうすることで、本来の思い悩みの原因も次第と解決に向かう流れがやってくる、可能性がひらけます!!
私もこれから、断捨離でもしようかと思います!(笑)
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