効率の塩梅

さてさて、いよいよ年末を迎え、みなさまも一年最後の大そうじをされていることと思います(^^)/

 どうやったら早く終わるかな?とか効率の良さを考えますよね!この「効率」も使い方次第ではとんでもないことになります( 一一)

って話。。

 めんどくさがりには掃除っていろいろ大変ですが、私が一番たいへんだと思うのは、お風呂掃除です。

 近年には掃除道具もたくさん開発されて、風呂掃除に使うスポンジ的なものも、その素材はいろいろあります。

 昔っからよくあるのはナイロンとかウレタンとか、最近は激落ちくんのメラミンスポンジとかも主流になってきています。

 比較すると、ナイロンとかは汚れは落ちにくいけど素材(風呂タブ)は傷つけにくい。メラミンは汚れは良く落ちるけど素材に傷がつく。


 実はうちのお風呂は、こうゆう事を考えずに「汚れがよく落ちる」という効率を優先し、メラミンスポンジを使っていた結果、風呂の素材に傷がついているのか?かえって汚れが付きやすく落ちにくい状態になってしまいました。。築何十年か経っていますので、劣化ももちろんあると思います。が。(@_@。


 これと同じようなことが田んぼの作業にも見られます。

 うちの父は趣味で米作りを手作業でやっていて、さながらここは江戸か?と思う様子ですが、例えば田植えの作業は紐に赤い印を等分間隔に付けて、それに従って苗を植えます。この紐を順にズラして植えるのですが、その際に紐がたるんだり、ズレていたりすると、苗も歪んで植えられてしまいます。

 この歪んで植えられた稲が、稲刈りの際や次年度の田植えにも悪影響を及ぼすんです。動作や動線の妨げになり、結果、効率の悪さを生みます。


 目の前の効率を優先した結果、未来に悪影響があるって。なんか自分の人生にはそぐわない。後々の事を考えた行動は大切だと思った今日この頃。(^^♪

 効率を優先し、起こった結果はまたその時々に考える人生もあろうかと思いますので、どちらが良い悪いではないですが、皆さまはどうでしょうか(^^)/




はり・きゅう慶心堂

東洋医学 女性のための治療室

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