腸内細菌のえさ

腸内細菌に詳しい藤田紘一郎先生の著書によると~

腸が元気でいることは、免疫力が正常に働けるということ。


腸を元気にし、免疫力を高める食事として紹介されているのは~

〇食物繊維を多く摂る

〇フィトケミカルを多く含んだ野菜を摂る

〇発酵食品を摂る

〇リポ多糖を多く含む食品を摂る

〇歳をとったらたんぱく質不足に気を付ける


 ★食物繊維は水溶性と不溶性があり、

水溶性は大麦・オーツ・完熟果物・昆布やわかめ・こんにゃく・人参・オクラ・ごぼうなど

不溶性は穀物・野菜・豆類・未熟果物・きくいも。。などなど

(豆類はそれぞれ細菌に好みの味があるので、色んな種類の豆を食べると良い)

 ★リポ多糖はヒラタケ・めかぶ・レンコン・キャベツ・ほうれん草などなど


 ってざっくりとほぼまるまる、藤田先生の著書を参考に書きましたが、便秘の方の状況を観察いたしますと、もちろんここに挙げた食事の内容は大切なのですが、家族で暮らしている方は特に、台所を担当する料理をする方が協力的でなければ難しいとか、頭では解っていても、それまでの食習慣がなかなか変えられず、口で欲しがるものを食べてしまう。。とか、ほかの問題が妨げになる。ということが多くあります。

 そして更に食事だけ変えても変化しない方などもおられます。そうゆう方はデスクワークで運動不足や精神的なことも要因となって。。というのもあります。

 術者側も患者さんの状態を一つ一つみてアドバイス行いますが、そう考えあぐねているとドツボにはまってしまうこともあります。(笑)


 東洋医学には大便の不調だけに限らず、他の病でもその原因として「内傷」という項目があります。内傷は飲食不節、七情の失調(ストレス)、労倦(働き過ぎ)、房事過多(性生活の不節)とあります。

 どれが崩れてもダメです。バランスは大事です。つくづく思います。。。

 







 






はり・きゅう慶心堂

東洋医学 女性のための治療室

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