ちつのセルフケア 2

今日は2.会陰マッサージをご紹介します。

 オイルケアで全身をしっかりと温めたあと行います。

 会陰とは膣と肛門の間の部分ですが、広く外性器や肛門周辺も行うとよいようです。

 やさしくゆっくりとマッサージします。

 慣れてくると膣の中の壁を指でやさしくまんべんなく押す動きを加えます。

 

すこしの時間でも毎日続けて行うことが大切です。マッサージしていくと、こわばっていた会陰も、硬かった膣も、肛門まわりも、やわらかくなって、ふわっとしてきます。頭がすっきりし、リラックス効果もあるようです。


妊娠中の方は助産師さんやドクターに相談されて行う。また、生理始まって3日ぐらいは避けたほうが良いようです。



 しかしこれは、なかなか勇気がいりますよね(@_@。

 鍼灸治療をしていても、確かに陰部周辺やそこからの繋がりで、ふともも内側は硬くなっているかたに婦人科の乱れが多いように思います。

 また、東洋医学的に言われる、任脈や督脈という脈が会陰部から発生していて、そこが硬かったら脈の巡りが悪くなります。任脈や督脈は先天の気といわれる、人の生まれ持った生命力や元気を主っているので、会陰部がやわらかくなれば確かに婦人科疾患にも良いだろうし、身体も強くなると思います。

 まさに「会陰」(任脈の出発点)というツボがありますが、なかなか臨床では他人に使いにくいツボです。自分ではできますので、セルフ鍼しながらマッサージも、私はまだ実践できてないですが、勇気だしてやってみてみたいですね。(^^♪

 




はり・きゅう慶心堂

東洋医学 女性のための治療室

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