夏バテ対策

いやぁぁー。。。例年にない猛暑ですね。。。

ちつの事をお伝えしていた途中ですが、ちょっと余りの暑さに、夏バテ対策をご紹介いたします。


 ヒトは夏でも冬でも関係なく体温はおおよそ36.〇度を保っています。ご存じのように汗に体内に籠る熱を乗っけて逃しています。

 東洋医学の五行では夏は「火」の性で「心」が担当しています。汗がどんどん出ると、一緒に体内の塩分が出ていきますが、心の収縮力は塩の陽の力で行われますので、塩が不足すると心が弱ってきます。心が弱ると…

 ・身体がだるくなる

 ・息苦しい

 ・まぶたのけいれん

 ・ふくらはぎのけいれん(心がけいれんするのを肩代わりしている)

 ・ろれつが回らない

 ・意識がおかしくなる

などなど、これが熱中症です。


 ただの水ではなくて、塩分も摂りましょうといわれるのはこの為です。

 しかし、体内に欲しいのはナトリウムだけでなく、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルです。残念ながらスーパーで売っている大半の塩は「イオン交換膜」という器械で処理してあり、これはナトリウムだけを抽出してあるもので、ミネラル全般を除去してあります。商品の工程をよくみて、天日塩と書かれているものを使うようにしましょう。


 塩の摂り方としては、ただ舐める。。。って難しいですね。((+_+))

 やはり食事と一緒にが食べやすい。

 夏野菜は陰性のものが多いです。身体の熱を冷やす効果があります。これに塩をしっかり利かせて食べると、陰陽の中和にもなり身体が喜びます。

 ・きゅうりの塩もみ、ナスの塩もみ、トマトに塩かける、すいかに塩など。味噌をディップするのもおいしいですね。

 なんか昔からおばあちゃんがやっているような食べ方です。

 昔からの伝統は理に適っているものが多いのですね。

 改めて素晴らしい!と感じる今日この頃です (^^♪



    









はり・きゅう慶心堂

東洋医学 女性のための治療室

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