良質な血をつくる (消化力アップのコツ編)

今回は前回の続きとなりますが、

 血をつくるために良い食物を食べていても、それを消化吸収する身体がないと血はつくられません。

 例えば、どんなに高級な食材を集めてケーキをつくろうとしても、その工程で道具が悪かったり、手順を間違えたりしたら、美味しいケーキは作られませんね。パソコンでいうと、ハード(身体)とソフト(食材)の関係と似ていると思います。


 では、どのような点と気をつけたら良いか少しご紹介いたします(^^)/

①食べ物や作り手に感謝する。

②自分の胃腸に感謝する。

  スピリチャルのようですが、これはホントに大切なことと思います。目には見えない世界のことですが、心にも波動があって感謝や祈りは自分にとって良い波動を放ち、対象となるものをおなじ良い波動に変化させるようです。よく聞く話では、「ありがとう」と何百回と言い続けた氷の結晶が大変美しく変化する。というものです。

 誰しも、例えば仕事をしていて「ありがとう」と言われたら、もっと良い働きをしよう!がんばろう!と思えるのではないでしょうか。きっと胃腸さんも同じです。


③ながら食べはやめて、食事に集中する。

 これも食べ物に感謝を!というのと繋がりますが、たとえば意識がテレビやスマホにいっていると、「栄養になる食べ物を食べている。」のではなく、「ただの物質を食べている。」になりますので、栄養素が吸収されにくくなります。(私は良くこれをしてしまいがちになっています。ので、書きながら反省です。((+_+)) 笑


④胃腸を整える

 ②で感謝された胃腸さんは良い働きをしようと頑張りますが、これをサポートします。タイプ別にしてみました。


 基本の便は、黄色からうす茶色に近い便がバナナのような硬さでスルッと出る方は健康に胃腸が働いていると言えます。

[普段から軟便ぎみの方]

 日頃から冷えの傾向がありますので、胃腸を温めると良いです。食後しばらくして胃の真裏ぐらいを背中側から温めます。

 温め方は・湯たんぽ

     ・温専用のペットボトルに湯をいれて、布で包む

     ・こんにゃく湿布を作る 

     (市販のこんにゃくを15分~20分くらいゆでて、布で包む)   

などです、こんにゃく湿布は良く熱が浸透します。 

                         

[普段から便秘ぎみの方]

 熱を溜める傾向がありますので、発散させなければいけません。発散させる方法は手足を動かすと良いです。食養生の本には、食後の養生として「毎食後三百歩あるけ」と書いてあります。三百歩は540mです。江戸時代に書かれたものなので、それぐらい出来たのでしょう。笑。

 現代人は忙しく時間がないと思いますが、良く歩き、手足を運動させると熱の発散になり、胃腸が巡りやすくなります。時間を作って歩いてみましょう。


以上です。簡単にできることばかりですが、自分もできていないことが多いので、がんばります!

















はり・きゅう慶心堂

東洋医学 女性のための治療室

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