こころとからだ
身心一如といいますが、身体と精神は一体であって、分けることはできず、一つのものの両面にすぎないという仏教の考えです。
これは、日常生活においても、誰しもが共感できる言葉ではないかと思います。例えば、身体に不調があると、心も晴れやか!って訳にいかないし、酷く落ち込んでいては、何も手につかない(行動できない)ってこともあると思います。
治療においても同じで、とある大先輩のお話では、ムチウチ症の患者さんで、鍼治療を行うと良くなるけど、また直ぐ悪くなる。というもの。年齢や持病の有無など考慮しても、治りきらんのが不思議だったそうですが、よくよく話をしていると、ヤクザに脅されている。という話がでてきて、そのヤクザに話を付けにいって解決したった。と。笑 それ以降スッきり!ムチウチが治ったそうです。
この患者さんは、心にずっと悩みを抱えておられたのでしょう。見事な事例ですが、こうゆう類の話はよくあります。
心と身体とそれに影響するエネルギーや環境もあります。エネルギーは目に見えない電磁波や紫外線など、環境は空気の悪い場所とか、散らかった部屋などの影響です。断捨離すると心がスッキリした。という事を経験された方も多いのではないでしょうか。
鍼や整体やカイロなど、治療は様々ありますが、それらは身体に直接アプローチするものです、もし、治りきらん良くならんとかありましたら、それ以外の事にも目を向けて、改善できることができると、より良い治療効果が得られます。とりわけ心、つまりストレスがある場合なかなか心を鍛え、ストレスを感じ難い性格にすることは時間がかかることですので、直ぐにできる、環境を整えること。掃除や断捨離など出来れば、良い方向に変化が訪れると思います。(^^♪
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