自然に治癒する力
‘自然治癒力’ってよく聞く言葉。
誰しも生きている限りその力は働いているけれども、実感として自分の治癒力を信じている方がどれくらいいるでしょう。。。
若い頃はちょっとした病気やケガ程度なら、治ると元通り(病気前の)身体になれていました。かくゆう私も持病がありして、増悪緩解を繰り返すたぐいのものです。緩解は完治ではないけれど、若い頃はそれなりに元通りに戻っていました。
けども、歳を重ねていくにつれ元通りにはもどらない。。。緩解はしているので、自然治癒力は働いているのに。もどらない。
これは、自分のもつ自然治癒力が何か誤作動を起こしているのではないか?原因はいろいろあるとおもいます。
忙しさのあまり身体を休ませていない。日頃の食事が合ってない。ストレスが多い。病を薬で抑えている。住環境が適していない。治癒力そのものが衰えている。etc
東洋医学では「病は気から」という言葉がありますが、これには続きがあるようで「病は気から血へ」というらしいです。大まかに、気とは身体のもつ機能で、血は身体の物質です。よく体調不良はあるけれど、検査しても何も異常がない。という場合がありますが、これは気の範疇の病だといえるでしょう。他に、自律神経の乱れによるもの。とかもそうだと思います。一方、臓器に異常がみられるとかは病が血に移行している。と考えられます。
話はもどりますが、この緩解時に元に戻れるかもどれないかは、気の範疇か?血に移行してしまったか?によるのだと思います。治癒力の誤作動が進んでしまった。とも言えます。
では、そうならない様に対処したいところですが、これは健康なうちから食事・住環境・ストレス・休養などの養生をちゃんとすることだと思います。
あと、最も大切なのは自分のもつ治癒力を信じ、身体に訊いてみる。静かに目をつむり、身体にきいてみる時間をゆっくりとることが出来たら、良い対処法を教えてくれるのではないかと思います。自分自身そのものですから。。
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