春のデトックス (こころ)

 明日、3月21日はちょうど「春分の日」です。春分・夏至・秋分・冬至などの季節の変わり目は、外の自然界と共に心身も大きく変化する時期です。人間も自然の一部です。

 前回は身体のデトックスについてお伝えいたしましたが、こころも勿論デトックスに入る頃です。春は怒りの感情が強くなります。普段おだやかな方も。。。

 これは、身体同様、冬にため込んでいたものを排泄している。という考えですが、「怒り」と文字で書くと悪いことのようですが、この怒りの裏にかくされた「発散のエネルギー」ととらえると、春には必要な現象になります。春は引っ越しや人との出会い別れ、新規のお仕事など、生活のおいて色んな事が始まる時期でもあります。普段より強いエネルギーが必要な時期なのです。

 なので、起こってしまう怒りやイライラを、悪いこととしてとらえずに、必要な感情なんだ♪と思えば楽になりませんか?

 この怒りエネルギーを上手に転換して、使えるこころのエネルギーにするには、忙しいこの時期にこそ、リラックスできる時間をゆっくり取ることが大切です。

 ①お風呂にゆっくりつかる(最低10分) 

 忙しいとシャワーですましてしまう。という方は意外と多いです。怒りで凝り固まっってしまう筋肉をほぐして、血行を良くすることでイライラも解消しやすいです。

 ②瞑想をする。

 人は1日6万回も思考を繰り返していて、その8割がネガティブものと言われます。そんな脳みそではなかなか良い気分に転換はできません。この思考を一旦遮断する必要があります。それに役立つのが瞑想といわれます。1日3分でも効果があるそうです。何も考えず、ただ呼吸に集中する。それだけです。

 ③壇中(だんちゅう)を刺激する。(だんの土ヘンは月ヘンが正解です)

 だんちゅうとはツボの名前です。両乳頭間の胸骨上にあります(胸の谷間の中心ですね)

怒っているときココを押したら痛いと思います。このツボを刺激することで、不思議と落ち着いてきます。

 良かったらお試しくださいませ。

 花も自分も満開で、気持ち良く春を過ごしたいとおもいます。






 

はり・きゅう慶心堂

東洋医学 女性のための治療室

0コメント

  • 1000 / 1000