子宮力を高める

 子宮は「子の宮」でお宮さんのこと。産道は参道なのです。神を宿す神聖な場所なのですね。この子宮が女性の健康を考える時にとても大切な場所になることは、言わずもがなです。

 婦人科の病、月経不調や子宮筋腫、不妊症などいろいろありますが、どれも子宮の冷えが原因であることが多いです。社会生活の変容で、夏でも冷房で過ごしたり、歩く事が少なくなり運動不足、夜更かし、食生活の欧米化が大きな原因と言われます。


 特に食生活がおおきな要因となりますので、身体を冷やす食べ物、血を汚す食べ物など、子宮を健康にする為には、控えたほうが良いでしょう。

 身体を冷やすたべものは「陰性」の食べ物です。 生野菜 果物 甘い物 ナス科の野菜 豆腐や納豆の大豆製品の過食(味噌や醤油は陽性に変化しているので良い)など

 血を汚す食べ物は、 肉魚 乳製品 大豆製品 卵など、たんぱく質過多。腐ると悪臭を放つものです。 


 これらを控え、ごはん中心の穀物菜食 みそ汁 漬物 など昔ならではの日本食が子宮力を高める食事です。

 子宮は「精を高める場所」でもありますが、「精」の漢字は「米」からできています。精力を高めるに通じますし、子宮のある下腹部は「丹田」と呼ばれますは「丹」は「赤」つまり「血をつくる田んぼ」の意味です。血をきれいにし、米を食べて子宮力をあげれば、婦人科の病の解消にもつながります。








 

 



はり・きゅう慶心堂

東洋医学 女性のための治療室

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