寝ること

前回、養生の話が出てきました。

食事。睡眠。運動。というキーワードは養生にはかかせませんね。


昔々の狩りなどしている時代は、季節や太陽の出入りなど自然と共に睡眠時間が変化してきていました。人間も動物ですから。

しかし現代では、仕事を持っている方が多く、勤務時間が決まっていたりするので、季節によって睡眠のパターンを変える方は少ないと思います。


日本ではよく「早寝早起き」が良いといわれますが、

明治後期 湯川玄洋(医者)曰く

長寿(そこそこ健康で長生き)の80%は

 夜9~10時 就寝

 朝5~6時  起床   

また、季節では

《黄帝内経素問》曰く

春 普通に寝る   早起き

夏 遅く寝る    早起き

秋 早く寝る    早起き

冬 早く寝る    遅く起きる  です。


春から夏に向かい陽気が高まる時には、身体が同じ様に陽が高まるので、陽がたまり過ぎて熱病にならないように活動時間を長くして、陽気を発散している。

また逆に、秋冬は陽気を体内に温存するように、活動時間も短くしている。のですね。

 私はだいたい朝が弱く、早起きは苦手です。年中。笑

 が、季節にあわせて夏ぐらい早起きができると良いなと。改めて思いました。












はり・きゅう慶心堂

東洋医学 女性のための治療室

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