眼の疲れ。

近年、パソコンやスマホで動画を観る方が増え、コロナ渦でその時間も長くなっています。

テレビと違い近距離でライトを浴び、目の疲れを訴える方が増えています。


東洋医学では、五臓六腑の「精」が目に入って「晴」になる。と考えています。晴は目に濁りがなく物が良く見えることです。

この「精」というには先天の精と後天の精があり、先天の精は、両親から受け継いだ生まれ持った体力や生命力のことで、後天の精は飲食により、先天の精を補充する働きがあります。

ブルーベリーが目に効く!!!という研究結果は、この後天の精の側で、先天の精を補充しているのですね。

目に効く!とかの食品を摂ったり、目を休ませたり、ホットアイマスクで温めたり、の対策もありますが、「精」そのものを高めておく事がとても大切です。


「精」の元となる場所は、よく知られた「丹田(臍の下3寸」周辺です。小腸や生殖器がある辺りですね。

触ってみてここがプヨプヨ軟らかかったら精が疲れていますし、また、冷えていたりしても十分な働きが出来ていません。

働き過ぎ、運動し過ぎ、動画を観すぎな方は、全身的にはゆっくり静養すること。部分的には「丹田」を温めたり、指圧なんかで刺激するのもよいです。女性は特に温めはオススメですし、男性は腹筋運動なんかで鍛えるのも良いでしょう。

「丹田」を強めることで「目」も「晴」がみなぎってきます!!!














はり・きゅう慶心堂

東洋医学 女性のための治療室

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