ヒフを強くする。

前回ヒフの凄さについて書かせていただきました。

今回はそんな大切なヒフを強くする方法をご紹介いたします。


 東洋医学五行説では、肺と大腸は表裏関係といってつながりあり、また肺は皮毛(ヒフ)を主ります。実際に大腸から吸収された水分はリンパ管に流れ全身をめぐり、肺に到達します。なので、大腸が汚れていたら、ヒフも吹き出物やニキビ、炎症がおこったりします。

 ヒフを健康に保つために、大腸をきれいにしておくことがとても大切です。

 大腸には善玉菌と悪玉菌と日和見菌がいらっしゃいますが、この悪玉菌が旺盛になったら汚れている証拠です。目安としては、大便が黒に近く、玉子の腐った腐敗臭がすると黄色信号ですね。

 善玉菌が優勢になると、色は黄色に近く、臭いはぬかづけのような酸っぱい香りがします。

 善玉菌の喜ぶ食事は「デンプン=糖」です。

でも、砂糖などの糖は大腸には届かないです。

 米のデンプンが良いようです。しかも、白米ではなく、玄米の食物繊維が消化をゆっくりにしてくれ、大腸まで届いて善玉菌が喜ぶ食物となります。

 玄米は胃が弱い方などは食べにくい。という声もよく聞きますが、分つき米にしたり、白米に玄米を混ぜたりしても良いと思います。

はり・きゅう慶心堂

東洋医学 女性のための治療室

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