心が求めるエネルギー

見えない心のエネルギーを日本語では「気」といいます。


気が重い。

気が進まない。

気が引ける。

気が滅入る。

気の障る。

気疲れ。


などなど表現は山ほどあります。

心は意識しようとしまいと、無意識のなかでせっせと何かしらのエネルギーを使い続けています。

身体は食事で栄養を摂り、エネルギーを補充していますが、心はどうしているのでしょう?

心が枯渇してくると、イライラやキレたり、爆発してしまいますね。

今読んでいる本。《いのちを呼びさますもの 稲葉敏郎著》では、

心のエネルギーの供給源となるものは「文化や芸術」だ!と言われています。

観たり聴いたりすることで、心が温かくなり、豊かで満ち足りた気持ちになる。

なるほど。。文化や芸術には「無意識下」でこの様な効果があるのだと、勉強になりました。


東洋医学的には、イライラしたりすることは「心煩」といわれ症状の一つですが、この時五臓の「心」にうるおいが無くなっている。という見方があります。

実際、イライラや、気疲れしていると、呼吸があさくなり、猫背になっていたりしますね。。私自身もヒドク落ち込んだ時に、猫背が続き大胸筋が張って痛い。ということになった経験があります。胸郭内部が狭くなり、気の循環が停滞し、うるおいが消耗してしまっているのです。

こうゆう時は、意識的に深呼吸し、大胸筋あたりをもみほぐすのも良いですし、また、音楽聴いたり絵画を見たりも、良いですね。

心のエネルギーは心のうるおいです!








はり・きゅう慶心堂

東洋医学 女性のための治療室

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